塾に通い始めると、多くの保護者が気になるのが「ホームワーク(宿題)」の量や内容です。
「思っていたより多い?」「毎日どれくらい時間がかかるの?」「親はどこまで見ればいいの?」
この記事では、実際に四谷大塚リトルスクール(3年生)に通う家庭目線で、ホームワークの中身・学年ごとの負担感・親の関わり方のコツまで、わかりやすくまとめています。
四谷大塚のホームワークとは?

四谷大塚のホームワークは、授業で学んだ内容を定着させるための復習中心の課題です。
基本的には以下の教材から出されます。
- ジュニア予習シリーズ(算数・国語)
- 一歩先を行くリーダードリル(漢字練習)
- 音読
- 理科・社会の宿題(授業で配布されるプリント:各1枚/週)
- 国語・算数の授業でやり残したページ
授業終了後の先生のお話の中で、「このページをやってきてください」と具体的に指定されることが多く、家庭学習まで含めて学習が完結する仕組みになっています。
ホームワークの量は多い?少ない?
正直なところ、四谷大塚のホームワークは決して少なくはありません。
ただし、「やみくもに大量」というより、授業内容をきちんと理解しているか確認するための量という印象です。
目安の学習時間(平日)
小学3年生のわが家の場合、30分〜1時間を目安にしています。
小学校の宿題は15分程度で終わるので、そのあとに続けて四谷大塚のホームワークを行うという流れで取り組んでいます。
最初は「こんなにやるの?」と感じても、ペースがつかめてくると習慣化しやすいのが四谷大塚の特徴です。

基本的には、遊びは勉強が終わってから。
休日も、勉強をしないとスイッチはできないルールにしています。
教科別|ホームワークの内容
算数
- ジュニア予習シリーズ
- 授業で残ったところ(チャレンジ問題など)
ジュニア予習シリーズ(算数)
四谷大塚「算数のジュニア予習シリーズ」は、授業内容に沿って使う算数教材です。計算問題だけでなく、考え方を問う問題や応用問題も多く、理解を深める構成になっています。
ホームワークは、基本的に1日1ページずつ問題集に取り組むスタイル。毎日少しずつ進める形なので、量としては多すぎないものの、内容は決して簡単ではありません。

- 授業内容の復習問題
- 考え方を問う問題が多め
- 間違えた問題の直しが重要

親の丸つけ・解説サポートが必要です。

後ろのページに解答がありますが、解説はないため、難しい問題は親も一緒に頭を悩ませています。
授業で残ったところ(算数)
授業終了後、先生からその日の算数の内容について解説があります。
「このページの後半が残っています」「この問題はおうちでやってみてください」といった形で、授業内で解ききれなかった問題がホームワークとして出されることが多いです。
算数で残るのは、考え方が必要な問題や応用・チャレンジ問題が中心。計算だけではなく、「どうしてそうなるのか」を説明させる問題も多く、正直かなり難しく感じます。
わが家では、配布されている解説書を見ながら答え合わせまで行うようにしています。すぐに理解できないことも多いですが、解説を読みながら一緒に確認するようにしています。
ただ……
チャレンジ問題は、親でも普通に難しいです。
「えっ、小学3年生でこのレベル?」
「この先、私がちゃんと見てあげられるのかな……」
算数のホームワークを見ながら、正直不安になることも多いです。それでも、夫にも助けてもらいながら、できる範囲でサポートしています。
国語
- ジュニア予習シリーズ
- 一歩先を行くリーダードリル(漢字)
- 音読
ジュニア予習シリーズ(国語)
四谷大塚「国語のジュニア予習シリーズ」は、授業内容に合わせて使う国語教材です。読解問題に加えて、漢字学習や音読にも取り組める構成になっています。



一歩先を行くリーダードリル(漢字)
書き順や音読み・訓読みの両方、さらにその漢字を使った言葉や意味まで載っているのが、このドリルの特徴です。
ただ漢字を書いて覚えるだけではなく、「どう読むのか」「どんな場面で使われるのか」まで一緒に学べるので、理解しながら覚えられる印象があります。



月1回の漢字テスト対策。コツコツこのドリルで準備しました
音読
音読の取り組みについて
音読は、毎週、次回のテキストに出てくるお話を家で読んでいく宿題があります。
最初のころは、「とりあえず1回読めばOK」としていました。
正直、それだけでも大変だったからです。
ところが、先生から「最低でも3回は頑張って読んできてください」と言われてから、わが家も方針を変更。今では、必ず3回は音読するようにしています。

読んだ回数に応じてポイントがもらえる仕組みもあり、それが少しずつモチベーションにつながっているようです。
親として驚いたのが文章の長さ。
物語文も説明文も、2〜4ページほどの長文が多く、「小3でここまで読むんだ…」と正直びっくりしました。
それでも長男は一生懸命読み、私はそばで聞きながら一緒に内容を確認しています。
実際に音読を続けてみると、授業での読み取りがかなりスムーズになっているのを感じます。事前に何度も読んでいる分、内容が頭に入りやすいようです。
理科・社会
理科・社会は、それぞれ1枚ずつプリントの宿題が出されます。
内容は、次の単元に関連した調べ学習が中心です。
教科書や資料を見ながらまとめるものが多く、「調べる → 書く」という作業を通して、次の授業内容に自然と触れられるようになっています。
まだ一人で調べ学習を進めるのは難しく、親が一緒に取り組む必要があります。
資料を探したり、どこを書けばいいのかを考えたりと、正直それなりに手間はかかります。
それでも、提出した宿題に先生が◎をつけて丁寧に確認してくださる仕組みは、とてもありがたいです。親のチェックだけで終わらず、塾でしっかり見てもらえている安心感があります。


一人では調べられないので、一緒にタブレットで調べてたり、考えたりして取り組みました。
時間がある休日にやることが多かったです。

四谷大塚の学習アプリ(リトルスクール)とは?
四谷大塚では、塾の授業や紙のテキストだけではなく、公式の学習アプリを使った学習も進められるようになっています。
高速基礎マスター

- 計算や漢字、理科・社会の基礎知識を反復練習するためのコンテンツ
- テンポよく解き進められるので、基礎力を効率的に定着させられる
予習ナビ/復習ナビ
- 塾の授業(予習シリーズ)と連動した映像解説が視聴できるコンテンツ
- 家庭での復習・予習をサポート
理科・社会の確認問題

- タブレット上で問題演習ができる
- 用語や内容の定着に役立つ

四谷大塚の学習アプリでは、今学習している範囲の問題集を自分で選択して取り組むことができます。
問題は1問1答形式で、テンポよく進められるのが特徴です。

最後に間違えた問題の解答や解説を確認できる仕組みになっていますが、正直なところ、わが家の長男は解説をさらっとタップして飛ばしがち。
「ちゃんと読まないと意味がないよ〜」と声をかけていますが、解説を最初から最後までじっくり読むのは、なかなか難しいようです。
そのため、アプリ学習は「一度やって終わり」ではなく、何度もくり返して回数をこなすことが大切だと感じています。
また、アプリ学習は
子どもだけで放置しておけばOK、というものではありません。
- 今日はやったか
- どこまで進んだか
親が進捗をチェックし、学習時間を確保するなど、ある程度の声かけやサポートが必要です。
丸つけや解説が自動化されている分、どこでつまずいているのかが親には見えにくいというデメリットもあります。
だからこそ、「どこが難しかった?」と会話しながら進めることが、アプリ学習を活かすポイントだと感じています。
親の関わり方はどこまで必要?
四谷大塚のホームワークは、「完全に子ども任せ」だと難しいです。
親がやってよかったサポート
- 学習スケジュールの管理
- 丸つけ・直しの確認
- わからない問題のヒント出し

長男には、まず一人で国語・漢字・算数を一通りやってもらい、わからないところはそのまま空けておくようにしていました。あとから一緒に確認する、というスタンスです。
大人のサポートを続けるための工夫
家事をしたり、下の子のお世話があったり、ホームワークにつきっきりになるのは親もけっこうしんどい。そこで、ホームワークのやる気を落とさないように、私が心がけていたことをお伝えします。
こどもが終わったら、できるだけすぐに丸付けをする
後回しにすると、親も忘れてしまったり、長男も「あとで直すのがめんどう」になってしまいがちでした。
そのため、できるかぎりその日のうちに丸付けをして、直しまで終わらせるようにしています。

大人の対応ひとつで、こどものやる気を落とさずにすむと感じています。
最初からつきっきりにならない
はじめは見ていない方が、意外と集中して取り組めます。
まずは一人でやってもらい、あとでまとめて確認することで、親の負担も減り、気持ちに余裕が持てました。
「できなかったこと」より「終わったこと」を認める
間違いの指摘ばかりになると、どうしても空気が重くなってしまいます。
長男も、何度やり直しても正解せず、「わからない!」「どうして違うの」と泣いてしまう日もありました。
そのような時は、
「ここまで一人でできたね」と声をかける。
一緒に考える。
塾の先生に相談したところ、
「すぐに答えを教えるのではなく、まずは自分でどう考えたのかを聞きながら、一緒に考えてみてください」とアドバイスをいただきました。
どこを間違えたのかを、本人が理解して納得することが大切なのだそうです。
長男の場合は、結局、途中で投げ出すのが悔しくてイヤな性格。時間はかかりますが、本人が納得するまで一緒に考えるようにしています。
そのほうが、次に同じような問題に出会ったとき、「前もこうやって考えたよね」と思い出せるようで、同じ間違いをくり返すことが減ってきました。
今日を乗り切ることで、次の日の取り組み方が変わると感じています。
ホームワークが回らないときの対処法
どうしてもホームワークに取り組む時間がない、という方もいらっしゃるかもしれません。
四谷大塚では、半年に一度、担当の先生との個人面談があります。
成績や授業の様子だけでなく、ホームワークの進め方についても相談できる貴重な機会です。
実際にわが家も、家庭学習で悩んでいることを相談したところ、具体的な声かけや関わり方についてアドバイスをもらうことができました。

「これでいいんだ」と思えるだけでも、気持ちがずいぶんラクになります。
まとめ|四谷大塚のホームワークは“親子で慣れる”もの
- 量は少なめではない
- でも、意味のある復習内容
- 親のサポートがあると定着しやすい
最初は大変に感じても、家庭学習のリズムが整うと、学力アップにつながりやすいです。
わが家も最初は“多い”と感じていましたが、日によっては長男の得意な単元や簡単な問題の日もあり「今日はあっというまに終わった♪」という日もあるので、モチベーションを上げつつ、継続しやすかったです。
親も、終わったらすぐに丸付けをする習慣をもつことで、今どんなことを習っているのか、わからない問題について一緒に考えるので、自分も勉強になりました。
ホームワークに取り組むことで、3年生から“毎日学習する”という習慣づけができました。塾に通い始めてよかったと感じている一番のポイントです
※この記事は、実際に通塾している家庭の体験をもとにまとめています。塾や校舎、学年によって運用が異なる場合があります。



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